taキッズblog

現実はクソゲー

【スマブラSP】初心者からVIPに行くまでのチェックリスト

taキッズと申します。
スマブラを今作(SP)から始め先日やっとVIPマッチに到達できました。


ということで、初心者からVIP到達までの間に、
「やってよかったなと思うこと」をリストにしてみました。
自分の経験をチェックリストのように記載しており、
見出しの()内には身につける時期の目安となる世界戦闘力を記載しています。
※VIP到達ラインは私の到達当時の600万。
後半に行くほど世界戦闘力も高くなるように書いています。

f:id:taplussp:20200105204455p:plain

キャラはルキナです。推せる。

そもそもVIPとは?

VIPは世界戦闘力の上位3%と言われています。
(風説レベルで根拠は見たことがありません)
ここだけ聞くとかなりの強者に見えますが、
スマメイトや大会にはまた別格の強者がひしめいていると言う感じです。

f:id:taplussp:20200105203750p:plain

こんな感じじゃないですかね

ただVIPに到達できるくらいなら、
「地元最強」「スマブラマジ負けたことない」と言った方々にはしっかり勝てる。
とかそう言った程度ではないかなと思います。

 

自身のゲーム経験について

ゲームをやり込むタイプではなかったのですが、
スプラトゥーンにどハマりしてしまいウデマエX(XP2400くらい)までは到達しました。
正直この経験を活かせばVIP到達余裕だろうと高をくくっていましたが、
それは慢心でしかなくめちゃくちゃ時間がかかってしまいました。
ここで突然ですがVIP到達までのイメージ図を添付いたします。


f:id:taplussp:20191227152751j:plain

※微妙な図ですがイメージ伝達用の抽象画と思ってください

実はプレイし始めて一ヶ月も経たないうちに、
あっという間にVIP直前まで世界戦闘力が伸びたのですがそこからが地獄でした。
上の図でいうと②の時期はメンタルがけっこう傷つきます。
一時期「ルキナが弱キャラとしか思えない病」にもかかっていました。
今はやっぱり最高のキャラクターだなと思ってます。とても好き。

このエントリはこういう方が読むと良さそう

・VIPに行きたいプレイヤー

・他キャラでVIP到達したがルキナを練習したい

世界戦闘力数十万からVIPまでということで初歩も含めて書いています。
特に重要だと思うものに※マークを付けています。
非常に長い仕上がりになってしまったので※だけ読んでも良いと思います。

【戦闘力100万まで】はじめのほうにやること

自分にあうキャラクター選び※

条件として下記のふたつを満たすキャラを探していました。

・クセがない(他キャラ移行時に苦しまない)

・愛しやすい(≒原作を知っているor見た目を愛せる)

スプラトゥーンの経験からキャラ(ブキ)をコロコロ変えてしまうと、
改善のサイクルが回しにくくなると考えていました。
また個性が強いキャラ(ブキ)は他のキャラへの移行が難しいので避けました。

初めはルカリオを練習していこうと思っていたのですが、
ある日ふとプロトバナムさんのルキナ動画を観てしまった時に、
「こういうプレイがしてみたい!」としか考えられなくなりました。

ということで言うなればプロトバナムキッズです。
スプラトゥーンでも有名配信者のたいじキッズだったので、
直感的に惹かれたものを模倣しながらゲームを始めていく人間のようです。

まずキーコンを設定しなおそう※

初期設定のキーコンに違和感がありました。
調べてみると

・弾きジャンプをOFFにする。

・Cスティックを強攻撃にする

という変更を施している方が多いことがわかりました。
ノウハウですね。上のふたつは一度は試してみてよいのではないでしょうか?

※以後の過程で加わった個人的な調整としてLボタン→ジャンプにしています。

目的は「ジャンプNB(シールドブレイカー)のタイミングを合わせやすくする」です。

小ジャンプと急降下の精度を確保※

プロトバナムさんの動画を観ていると、
「まず小ジャンプと急降下の習得が必須である」と考えました。

コツは?と聴きたくなるのですが、ただただ1日1万回感謝の小ジャンプ。
習うより慣れろ。以上。と言う感じ。体に覚えさせるのみでした。
VIPに到達するなら少なくとも実戦で8~9割以上の成功率が求められると思います。

アンガールズの田中さんが「押すというより離す感じ」とおっしゃっていたらしくそれは確かにそうかもしれないという感覚があります。

崖ピッタリのドルフィン復帰を身につけよ※

はじめはまともな復帰を身に着けましょう。
下から復帰する時に崖から上に体を出さないよう、
ドルフィンで直接崖掴みができる位置をトレーニングモードで確かめました。

【戦闘力550万まで】世界戦闘力ぐんぐん伸びる期

ドルフィンを活用しよう(特に戦場)

ガーキャン可能、発生早い、無敵ついているとめちゃめちゃ強い↑B(ドルフィン)ですが、
空振りやガードをされなかった時のあまりに無防備すぎる姿が弱点であることでバランスが取られています。

しかし例えば戦場の中央の台では攻撃判定が持続する上昇幅と台の高さがぴったりで、弱点であるはずの無防備すぎる姿がほぼ存在しません。
また、台の高さがぴったりではなくても、ドルフィンを降った後の「降下中にその台に乗るか乗らないか」という読み合いをつくることができます。

この話、リスクとリターンのバランスを考えながら技を振れという話だと思ってます。そう考えると実はドルフィン、およびルキナに限った話ではないですね。
すべての行動、一挙手一投足レベルで「リスクとリターンが説明できること」が理想だなと思っています。

強いテクニックを身につける※

滑り横強は自然にできるように

ルキナのDA(ダッシュ攻撃)は非常に使い勝手が悪いです。
めくれない。全体F長い、発生遅い、後隙大きい。なんなんだこれは!
DAは基本的に滑り横強で代用しましょう。
といいつつ滑り横強もそこそこな後隙はあります。
滑る距離も踏まえて先端で当てることが非常に重要です。
近距離でガードされてしまうくらいなら振らない方がマシです。

反転空後が自然にできるように

復帰阻止のために崖の外に後ろ向きで飛び出していくプレイが強いです。
その場反転空後はともかく、ダッシュ反転空後は必須テクニックだと思います。

急降下空前を身につけろ!※

ルキナの空中攻撃はどれも性能が高いです。
急降下ができるとタイミングずらしを加えることができるのでぜひ練習しましょう。

急降下のために左スティックは下に入れCステを前に倒すことで急降下しながら空前を出すと言う操作はスマブラ初心者にとっては意外と馴染みのない操作だと思います。
(Cステに強攻撃を割り振っていれば)

飛び道具対策をしよう※

初心者のルキナが絶対に苦しむポイントです。
9割9分のプレイヤーが苦しむと言われてます。

ダッシュガードの仕様を知ろう

ダッシュ中に左スティックを前に倒したまま直接ガードを押すことで、
ダッシュをキャンセルして実質ガードを速く出せます。
オンラインの飛び道具対策に必須で、これによりガードしつつ、相手との距離を詰める動きがやりやすくなります。

また「仕様を知ろう」と表記していることにはわけがあります。
スマブラには「先行入力のキーの受付はひとつまで」など、
知らないと損する仕様が非常に多いです。
シリーズをずっとプレイしている人からすると常識になっているものが、
SPから始めたプレイヤーにはそうでもなかったりしますし、
教えてくれる人も(当たり前過ぎてそう言えば言ってなかった)
みたいなことが頻発します。自分の入力とキャラの挙動に違和感があるなど、
すこしでも謎に感じたことは調べましょう。

すかし投げを知ろう

ルキナはジャンプの滞空時間が高いので、飛び道具をかわした後
地上でガードをしている相手に対してこちらが空中攻撃を仕掛けるシーンです。
このまま降っても明らかにガードされて反撃されるな、、と感じたら
攻撃せずにそのまま着地し即つかむ行動にチャレンジしてみましょう。

吹っ飛ばされたら空前を振ろう※

復帰のスキルは非常に重要です。
何としても崖に戻るためにはあらゆる手段を駆使する必要があります。
その前提になるのが空前を振ることでしりもち落下状態を解除することです。
VIP到達するには崖戻りにも駆け引きが必要になってくるため、うまいプレイヤー動画も参考にしましょう。

上手い人の動画を見る

トッププレイヤーの動画を見た時に、
「どう入力したらできるか説明できない動き」があったら調べてみましょう。
さらに、自分にも必要な動きだと思ったらトレモで練習してみましょう。

【戦闘力550万⇔300万】乱高下する時期に考えること

戦闘力の上下に惑わされずにコツコツとセオリーを積み上げる事が必要です。
この時期は「結局全部じゃんけんじゃないか!」と言いたくなっていましたが、
少しづつ紐解いて言葉にしていくことでセオリーが身につき、
結果としてVIPに到達することができたと思っています。

ガードキャンセルの択を整理しよう※

初めは最速で出せるガーキャン掴みを安定させることが大事だと思います。
空前、空後もいいのですが、相手のサイズや姿勢で意外と当たらないこともある、
相手が低%だと当てても反撃をもらってしまう、など意外に安定しません。
裏表の判断精度が上がってきたらドルフィンも活用すると良いと思います。

手癖は消そう※

一時期ガードキャンセルですべてドルフィンを振ってしまう癖がついている時期がありました。こういった「うっすら自覚がある手癖」はルキナに関しては放置厳禁のように思います。

ドルフィン病のあとにシールドブレイカー病を患った時期もありました。
例えばシールドブレイカーを振って反撃を食らわなかったとしても、
全体Fが長いのでじわじわ展開不利をつくられやすくなってしまいます。

技が持つリスクは振れば振るほど試合の終盤に顕在化してしまいます。
うっすら自分でも悪いと感じているクセは放置しないようにしましょう。

立ち回りの要は下強※

どんな解説動画でも同じことを言っていると思いますがルキナの要は本当に下強です。私は何度同じことを言われても理解するまで時間がかかりましたし、
大事なことは何度も言うべきなのでここでもいいます。

正直、初めは前強とそんなに変わんなくない?とか思ってました。
※むしろ前強のほうが範囲広くて強くない?とすら

違います。この下強、相手にガードさせさえすればほぼ反撃されません。
逆に前強は、割と牽制気味に振りたくなるのですが、
間合いを間違えると結構手痛い反撃をもらいます。

下強もリーチは十分ですし、屈むので姿勢も優秀です。
80-90%からは相手を転倒させることができ、ここからの横スマで撃墜を狙うのがルキナの鉄板撃墜パターンです。

有利展開の継続※

プロトバナムさんの動画を見て
「このキャラクターは復帰阻止が命である」
という「間違いではないけど粗すぎる」理解をしていた時期がありましたた。

その時期は相手を崖外に出したら程度も見極めずどんどん自分も飛び出していって、

なんというか一歩引いてみたら「どれだけ深くまで追えるかを競っているかのような」立ち回りになってしまっている時期がありました。
※たまにそれで復帰阻止できちゃうからなおたちが悪い

今思えば自分が崖から離れれば離れるほど、

・ちょっとした被攻撃で自分も戻れない、

・復帰阻止の選択肢も単調になりやすく相手も迎撃しやすい

などのリスクが有ることがわかります。

何が悪かったのか?

つまるところ

 「相手の復帰手段の自由度」と「自分の復帰阻止手段の自由度」を、

天秤にかけたうえで行動の選択を行っていなかったということだと思います。

 

復帰手段の自由度が低く、復帰阻止の自由が高い状態は自分にとってチャンスなので、思い切った行動を行うべきですが、それ以外は基本的に博打(あるいは特定のアイディアが必要)です。

相手も自分も自由がないときは、崖で相手を待ち構えるだけでも、相手は嫌ですし、有利維持なので十分と言えます。

たまにハマった派手な博打の勝利で勘違いしてセオリーを見失わないように気をつけましょう。

VIP到達まではセオリーの積み上げが何より大事です。

他のキャラクターを触ってみる

上達が停滞するとスマブラ自体がまったく楽しくなくなります。
誰も悪くなく単に上達が停滞すると必ず出る生理現象みたいなものです。
VIP到達くらいなら病んでまでやることではないと思います。
※それでも病みますが
気分転換にもなるし相対的に本キャラ(ルキナ)を観ることもできる。
いい事だらけです。ここでは気分転換に使ったキャラと気づきをセットで共有します。

インクリング

素手の攻撃がまったく当たらずいかにルキナのリーチに甘えていたかを知りました。
またスマッシュの発生が遅くてルキナの横スマがいかに素晴らしいかを知りました。
これが当てられないなら自分のせいだと思えるようになり甘えが減りました。

リンク

飛び道具があるって本当に素晴らしいですね。
とはいえ「こんなんで撃墜できるの?」と思うくらいパワーが有るキャラです。

このあたりで発売当初囁かれていた
ルキナは初心者向け」という風説を疑い始めました。

今は「初心者向け」と言う言葉がマジックワードになってしまっている気がします。

・直感的に使える(入力から発生が早い技が多い)

・中肉中背で移動にクセがない

・高火力なコンボがある

恐らくこの辺りの要素が入ってたり入っていなかったり、
人によって定義がバラバラなんだと思います。
すべてを兼ね備えたキャラは結局いないので、
もし「初心者向けキャラ」をオススメされた場合は、
なぜそう思うか?をセットで聞いて自分に合うかどうか確かめましょう。

歩きと振り向きを身につける※

細かく見えるかもしれませんが、、、これは必須です。

初心者にはアナログスティックを少し倒すという動きが難しく、
常にステップに化けてしまっていました。
そんな状態でもVIP直前まで世界戦闘力を上げることができてしまっていたため、
見直しが遅くなってしまいました。

言わずもがなですがルキナ(というか剣士)は間合い管理が重要です。
ルキナのステップはなんとも言えない微妙な幅ですし、
歩きと振り向きを使いこなせることが非常に重要です。

崖際の攻防で圧をかけるためにも必要なので、必ず身につけましょう。

【戦闘力550万~VIP】あと一歩の積み上げ

撃墜難に陥ったら※

VIP到達までに何度も実感することだと思うのですが、スマブラは撃墜数を競うゲームで、極端に言えば被ダメ0%でも、余ダメ999%でも負けられる仕様です。まずその仕様はきっちり受け入れて、パフォーマンスを落とさない心構えを意識しました。何度も悔しい思いをしましたが(それがいやならHP制とか格闘ゲームをやればいい)と言い聞かせてプレイしていました。

OP補正

掴みの後の打撃を入れることで、撃墜の可能性を高めることができます。
OP補正の枠を掴み打撃で埋めることで各種攻撃の撃墜力を回復させることができます。

下強からの読み合い

相手が80-90%くらいで下強を当てて転倒させる。
そこからどっちに転がるかを読んでスマッシュを当てる。
これはとことん練習しましょう。

有利展開の維持

相手を崖に追いやった時は、
「お前をここから絶対出さないぞ!」
という気持ちで戦うと意外と撃墜できます。

 

試合中も立ち回りを修正しろ

試合の入りに失敗してしまい、1ストックまるまるあるいはそれ以上の差をつけられてしまったら、早々に諦めてしまって途端にプレイが雑になりそのまま負けてしまう時期が続いていました。あるまじき行為ですが自分で落下して試合を終わらせたこともあります。

流れの修正方法がわからなかったことが原因だと思っていますし、
実際初心者には難しいことだとおもいます。

私の場合は「流れは悪いながら当てることができている攻撃」を思い出してそれを中心に再設計をしています。

VIP到達前は自分も相手も上振れ下振れの幅が激しいのでちょっとしたことで意外と逆転できてしまったりします。

VIP未満で流れが悪いときは大体「距離感を誤っていること」で起こると思います。当てることができている攻撃を思い出すことでそこの再調整も出来るのではないかと思っています。

空振りしないことを強く意識する※

ルキナのトッププレイヤーの言葉を引用させてもらっています。
「何を振ったら勝てるかだけではなく何を振ったら負けるかを考える」
という言葉も聞いたことがあり概ね同じ意味なのではないかと思います。
スマブラ全体、さらにルキナに置いてはものすごく大事な話ではないかと思います。

入力時間を最小に

某プロ選手の手元動画を見て気づいたことなのですが、
彼は入力の動作自体が非常にシャープでした。

さっそく真似をしてみたところ、入力が短くなった分読みにまわせる、
ということがわかりました。

反応速度なんかは資質が大きい気がしますが、
こういった工夫でも向上が見込めるということがわかったので、
今後、完全にクセづけしたいなと思っている箇所です。

これからやりたいこと

他キャラでもVIP入り

リンクとインクリングマルスを頑張りたいなと思ってます。
原作プレイしているキャラクターはやっぱり使えるようになりたい。

Fは未だに覚えてないです

これは本当にサボっているだけです。
一度スプレッドシートを覗いた際に見方がわからずそのままになってしまいました。
もっかいちゃんと観てちゃんと覚えたいと思います。

窓に入りたい!

そもそも入ることを承認していただいてもいないのに
「VIPまでは窓禁止」と言う謎のこだわりを発揮してしまいました。
良いことか悪いことかもわかりませんが、
今後は成長曲線、実感が鈍化するに決まってるので、
今まで以上に情報が行き交う場所に触れたいと思っています。
どうやって入るんでしたっけ、、調べてみます。。

読む力を高める

反応速度に優位性を感じたことは一度もありません。
先天的なものがないなりにどうしていくかと言う話になると思っています。
意識配分で伸ばすことができる部分だと思ってますし、なんなら直近の最も大きな伸びしろだと思ってます。

先述のキーコンをシャープにすると言う工夫は、まだ定着していないので完全にクセ付けるところ始めていきます。 

火力稼ぐ&撃墜パターンを増やす

火力も撃墜も強いプレイヤーの動画を繰り返し観て身につけるのみかと思ってます。
具体的には、空上の連続ヒットや、台の活用の展開。
空N1段からのスマッシュ、空上(相手地上当て)からのスマッシュなんかを意図的に狙えるように身に着けていきます。

相手の特徴をインプットして戦う

たまに「こういう時にはこうしてしまう」がバレてるなと思うことがあります。
試合の序盤で情報収集をして振る技の選択に活かすことをクセづけたいと考えています。

 

 

異常に長くなりましたが終わりです。
ありがとうございました!